2012年08月10日

改正労働契約法が成立

改正労働契約法が3日の参院本会議で可決、成立したようです。

今回の改正は、有期労働契約が反復更新され、5年を超えた場合には、労働者からの申込みによる、無期労働契約へ転換するなどの内容が盛り込まれています。

リーマンショックにより有期契約の労働者が契約打ち切りを受けるなど、有期契約労働者の不安定な身分が問題となりましたが、これを是正するための改正といってもいいでしょう。

ただし、5年の期間計算をする場合、間に6カ月の空白期間があれば、これは通算しないこととされています。いわゆるクーリング期間ということです。

また、雇い止めに関する判例法理が法定化されています。これは、有期契約であっても実質的に無期契約と同じ状態であるような場合には、客観的で合理的な理由がなければ期間満了で契約を終了することはできないとするものです。

いわゆる解雇権濫用法理が適用されることになります。

そのほか、有期契約であることを理由に、無期契約の労働者と労働条件が異なるような場合に、それが職務の内容や配置の変更の範囲等を考慮して不合理と認められるようなものであってはならないともされています。

いずれも、有期労働契約者の雇用の安定を図ろうとする内容であるといっていいでしょう。

今後も、有期契約労働者を使用するのであれば、こうした労働契約法の改正に対応してゆくことが求められます。
posted by 人事診断士 at 06:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 法律 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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