2013年01月30日

有期契約が5年を超えれば自動的に無期契約に転換するのか?

昨年、労働契約法が改正されました。今年4月から本格的に施行されることになっています。

今回の改正目的は、有期契約労働者の保護強化といっていいでしょう。不安定な身分に置かれがちな有期契約労働者の雇用の安定化といっていいかもしれません。

改正法では、有期労働契約の期間が5年を超えた場合は、無期契約への転換が可能になるとしています。

このとき、契約期間が5年を経過すれば自動的に無期契約に転換するのかというとそういう訳ではありません。

5年を超えた時点で、労働者に無期契約転換権が発生するということなのです。その権利を行使するかしないかは、労働者の意思ということになります。

したがって、労働者が無期契約への転換を申し出なければ、無期契約への転換はありません。

そういうことであれば、労働者にその旨を含んでおけばいいのだなということになりがちですが、仮に契約更新の条件として無期契約への申し出をしないことを約束させたとしてもこれは無効ということになります。

無期契約への転換の申し出は、契約期間が5年を超えることになる契約期間中に行うこととなっています。

その期間中に申し出がなければ、無期契約転換権は失効するのかというとそうではありません。

その期間以降、いつでも無期契約への転換を申し出ることができることとされています。

無期契約への転換申し出は口頭であっても構いません。ただ、後で言った言わないのトラブルになるおそれがありますので、書面でも申し出とさせておくべきでしょう。
posted by 人事診断士 at 06:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 法律 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
最近のコメント
働く女性でセクハラを経験している割合は16.8%(連合調査) by きちがいは関汽交通旅行部の里〇です、 (08/22)
働く女性でセクハラを経験している割合は16.8%(連合調査) by 連合・サービス連合傘下の (07/01)
働く女性でセクハラを経験している割合は16.8%(連合調査) by 関西汽船南港乗船券販売所・関汽交通社 (06/23)
卒業方式と入学方式 by アディダス 店舗 (09/26)
卒業方式と入学方式 by puma ゴルフシューズ (09/26)
最近のトラックバック
過去ログ
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。